影響を受けたもの(「チーズの料理とケーキ」)

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これまた今から40年前の本の紹介です。小学2年生の時にお正月のお年玉で買った「チーズの料理とケーキ」。今は亡き料理研究家の大原照子(しょうこ)さんの本です。当時から家族の中で誰よりも食い意地が張っていて、いやしかったのですが、この本の表紙がピザの写真で、ピザの作り方が載っているかと勘違いして買ったのです。この本のレアチーズケーキが絶品で、繰り返し作りました。今だに時々引っ張り出して眺めている本です。

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何かダイレクトにおいしさが伝わってきませんか。これを越える、おいしそうなお菓子の写真に会ったことがありません(と思っている)。最近の写真はお菓子を物のように捉えた印象のものが多い気がします。カメラの構造や、フィルムとデジタルの違いもあると思います。何でもぱっと消費して、ぱっと消えていく写真ではなく、このような何年見ても飽きの来ない写真が撮れたらいいなと思います。