アカツメクサ

6月だというのにコートが必要な寒い一日。足元を見ると、ピンポン玉よりも少し小さい位の大きさのアカツメクサの花が至る所に咲いています。この花ってこんなに大きかったかな?と思いながら撮影しました。 ここ札幌では8日からよさこいソーラン祭りが始まり…

雑草の季節

雑草と言うと彼らに失礼かもしれません。イネ科の植物が今最盛期です。風の強い日に右に左に穂を揺らしている姿は風流かつダイナミックです。牧草として北アメリカから輸入されてきたものが、今こうして北海道に根付いているのかもしれません。カモガヤ、カ…

野の花 習作(3)

先日背景を濃紅葉(こいもみじ)色で撮ったものの銀杏色バージョンです。「にほんのいろ」というカラー画用紙を使用したもので、そこはかとなく和っぽい雰囲気が漂っている気がしてきます。

風と花

「夢の花」 キク科のかわいい花が咲いていたので撮ってみました。佇まいが不思議な個性を放っており、それを引き立てようと躍起になっていると、今度は風に邪魔され始めました。風と戦っているうちにこのようなボケ感が強いものが撮れ、これはこれで意外な味…

野の花 習作(2)

庭に咲いていたヒメシャガに取り組んでみました。これは楚々とした姿が好きな花で、いつか撮ってみたいと思っていました。和情緒を出すトレーニングのため、剣山を使って花器に生けてみたり、試行錯誤しているうちに琳派みたいな雰囲気のものが出来上がりま…

野の花 習作

今日は昼過ぎから雨が降り出し、屋内で撮影のトレーニングです。名も無き野の花をゴージャスに撮ろうという課題で取り組んでみました。ボサッとした質感で自分ぽく仕上がったかもしれません。野に咲く花でもそれなりの美しさがあることに驚きます。

うねる雑草

雑草が美しい季節になってきました。風になびくいろんな種類の雑草。人間の営みに押されるかのように見えて、まだまだ圧倒的な生命力を誇っています。軍隊の行進のように、集団の美しさってあるんだと思わされます。

自然に溢れる光

小川に映るキラキラとした光の粒子を捉えてみました。 光を放つ自然。そこここに煌めきがちりばめられています。一方人間も、脳内では神経のシナプスがスパークして情報を伝達していますし、心臓の拍動も電気信号によって動いているといいます。人間も体内で…

スイートピー

春の初めの頃に撮ったもの。できるだけパステルカラーを生かすように撮ってみました。花びらがヒラヒラとした妖精のスカートのようです。部屋に花を飾ると気の流れが変わると何かに書いてありました。確かに部屋に花があると優しい気持ちになります。数日後…

百花繚乱(2)

雪解け頃からずっと咲き続けていた庭のクリスマスローズがそろそろ見納めです。花粉症がひどく外に出るのが憚られ、散歩に行くのもままなりません。こちらも室内で撮った一枚。

百花繚乱

庭の花を水盤に浮かべたものを撮りました。モノトーン撮影の反動で色の付いたものも撮りたくなります。長い冬を越えた北海道は今春まっさかりです。

新緑

ゴールデンウィークの後半に撮ったもの。風にそよぐ川べりの新緑が綺麗だったのでカメラを向けました。恐らく柳の一種かと思われます。寝ぼけたような春の駆け出しの緑の美しさは北国では独特なものがあります。

アリとカタクリ

あっという間にゴールデンウィーク週間も最終日。これは家の庭に咲いていた白いカタクリの花です。偶然に写り込んだアリがかわいらしいと思って上げました。 去年はアリが花の上に登っている姿を何度も見ましたが、今年も出足から見てしまいました。この現象…

春寒し

遅くやってきた北国の春。木々は着々と葉を出し始めています。撮影の前に、カラスが止まっている木の、髭のように揺れているのを見て、これは一体‥‥と思いました。植物は芽吹きもよく観察していると面白いですね。 ゴールデンウィークはいつもこのように気温…

春の小川(2)

ゴールデンウィークの2日目、初日にダラダラした分を取り戻そうと、花粉が猛威を奮う中、意を決して外に出ました。「しづ心なく花の散るらむ」の言葉通り、先日開花したばかりの桜はもう散りかけていました。ほのぼのとした午後3時。川沿いの桜並木にはたく…

空は語る

「Short Rainbow」 雲の写真を撮るようになってから虹雲や彩雲をしょっ中見るようになりました。これはこの前の日曜日、円山という所を自転車で廻っている時に撮りました。 地上では人々が忙しく立ち働いていますが、空の雲も毎日変化して、雨、風、雪、雹、…

空騒ぐ

「上昇」 昨夜より上空ではゴウゴウと風が鳴る音がし、立っていると体が押される位の強風が吹いていました。今日に入ってからも強い風は続き、空には風雲急を告げるかのごとく、幾筋もの雲がひた走っていました。 ウクライナ戦争は泥沼化する一方です。ロシ…

辛夷咲く

「辛夷」と書いて「こぶし」と読みます。北海道では桜よりも早く春一番に咲く花です。今日は高い所に雲がくるくると巻き、さながら春の訪れを告げる天女の舞のようでした。 一方、自分は花粉除けのため、真っ黒なゴーグルと帽子を目深に被り、N95マスクを付…

空の錦

日曜日のお昼、空に彩雲が出ていたので撮りました。自然の神秘です。雅でのどかな天の事象の一方で、ウクライナとロシアの戦いは更に泥沼化して全世界を巻き込んで行きそうな勢いです。天上の世界ではこの人間の醜い争いをどう見ているのでしょう。

春の小川

去年「真昼の天の川」を撮った時に、やってみたいと思っていた絵が撮れました。春のキラキラ感が出たでしょうか。 その一方、「方丈記」的な詫び寂びを感じさせる流れの図も狙っていましたが、どうも要素が多すぎで、かつ忙しい感じになってしまいます。これ…

日暈

昨日の「方丈記」撮影のリベンジのため、今日のお昼も近くの小川の土手まで降りて行きました。水紋を狙ってパシャパシャ撮影していると、ボチャッと上から何か降ってきたような?ふと見上げると、日暈(ひがさ)が発生していました。これはその輪形の一部を…

ネコヤナギ

散歩途中で巨大なネコヤナギを発見しました。写真では大きさが分かりづらいですが。ネコヤナギは大木になるのですね。子どもの頃の記憶では、手に届く所にある背の低い植物のイメージでしたが。ネコヤナギには真冬の頃から注目していましたが、散歩中はほと…

フリージアその2

花瓶に挿したフリージアとスイートピーです。春らしい日差しを意識して撮ってみたものです。昨日巨大なネコヤナギを散歩中に手折ってきたので、今日はその撮影を試みる予定です。しかしもう終わりかけ・・・。植物の足は速くどんどん状態が変わっていきます。

サクラサク

桜の花と格闘した結果がこれです。これはチシマザクラという品種の桜です。桜の影が濃すぎたかもしれません。撮れば撮るほど深淵へと引き摺り込まれ、終わりが見えなくなる花のショット。

春の花

強制的に撤去された庭の雪の下には、ゆっくりと顔を出しつつある花の姿が。それでも明るい花の色が見たくて、家族の誕生日に合わせて、チューリップ、フリージア、スイートピーを組み合わせて買ってきました。 春らしい明るい色のショットを撮るつもりが、試…

ラナンキュラス

バラともカーネーションとも違うラナンキュラス。昨年末にスーパーで初めて見かけ、その可愛らしい華やかさに惹かれて買い、撮影を試みた花です。「とても魅力的」という花言葉が添えてありました。花びらが万華鏡のように幾重にも重なり、果てしなく奥に続…

夜景

通常会社から家までの約4.5キロある道のりを運動のため歩いて帰っているのですが、その途中で撮ったものです。一日の肩の荷を降ろしつつ、ふーっと深く息をつくひと時。街の雑踏を暗闇の中に閉じ込めて、静かな光だけが温かに灯ります。白黒のモノトーン…

桃の花(4)

今日で桃とはお別れです。桃の花には苦しめられました。でも、シンプルにすればする程、桃の気高さが引き立つということが学べました。来年チャレンジする時の課題です。そういえば京都に住んでいる時も、北野天満宮の梅と格闘して、頑張った割にはいい写真…

桃の花(3)

桃の花との格闘が続いています。なかなかこれというショットが出てきません。ひなまつりもとっくに終わり、世間は卒業式ムード。桃の花もあっという間に散っていきます。完全に散ってしまう前に何とかしたいものです。

桃の花(2)

桃の花を買ってきて撮影と意気込みましたが、どう扱ってよいのか分からず。暫く格闘していましたが、結局慣れ親しんだモノトーンのシルエットでお茶を濁すことに。これにウグイスでもいたら絵が引き締まるのかもしれません。美しい女性の扱いは難しい。。。